お手入れ方法について
着用後の注意
大切なジュエリーを長持ちさせ、美しさや輝きをキープするには着用後のお手入れが重要となります。ジュエリーは繊細なお品のため、お手入れ&保管方法には十分ご注意ください。
着用後のジュエリーには、目には見えない皮脂やほこりなどが付着しているもの。
化粧品や汗なども、ジュエリーについてしまうと汚れの原因になります。そのまま放っておくと、ジュエリー本来の輝きが損なわれることもあります。
着用後は、「宝石に変色や傷はないか?」「ネックレスのチェーンは切れそうになっていないか?」などチェックして、トラブル予防の習慣を持つのもおすすめです。
お手入れの詳細
基本ジュエリーを外したらすぐに乾いた柔らかい専用クロスなどで全体を優しく包むようにしながら汚れを拭き取ってください。宝石によってお手入れの方法が異なることがありますので以下をご参考ください。超音波洗浄機や電解光沢機、洗浄液などの使用は、宝石へのダメージを避けるためにも基本的におすすめしていません。
代表的な宝石のメンテナンスの方法は次のとおりです。
ダイヤモンド、ルビー、サファイア
中性洗剤を薄めてつくったぬるま湯に浸けて、優しくこすり洗いをしましょう。
エメラルド
汚れが目立つ場合は、柔らかいクロスやセーム皮などで優しく拭き取ります。
オパール
割れやすい宝石なので、柔らかいクロスで表面を優しく拭くだけでOKです。
パール
酸やアルカリに弱いので、汗や皮脂を取り除けるよう、柔らかいクロスで拭き取りましょう。
保管方法について
ジュエリーをいつまでも大切に愛用し続けるためにも、とくに次の3つのポイントに気を付けて保管しましょう。
1.直射日光の当たる場所に保管しない
直射日光の当たるような、熱や紫外線のダメージを受ける場所では宝石によっては変色や変質することも。なるべく一定の環境を保てるような場所に置いたジュエリーボックスで保管しましょう。
2.乾燥剤と一緒に保管しない
高温多湿での保管を避けたい一方、エメラルドやオパールなど乾燥に弱い宝石もあります。保管時に乾燥剤は使用せず、適度な湿気のある環境を整えましょう。
3.狭いスペースに保管しない
パールのような柔らかいものからダイヤモンドのような固いものまで、宝石の硬度はさまざま。狭いスペースに重ねて宝石同士が擦れ合って傷ができないよう、ジュエリーボックスのなかの仕切りを活用するなどしてひとつずつ保管しましょう。